ちょっと冷静になるイーヌ

時間差でちょっと冷静になったイーヌ
…ママ…で、合ってます、よね?…

目を剥いてゆっくり振り返られたけど、
それまで甘えまくって撫でられまくってたのに
危機管理能力がすごく変なイーヌ

パックを剝がしたら「ふぅ!」とため息つかれた
やれやれ、やっぱりママじゃん!


…犬は情報収集の大半を嗅覚と聴覚に頼ってる
という話を読んだことがある
以前、お迎え候補だった保護犬の中に
先天性の全盲の子犬がいて
サポートの仕方を調べまくっていた時に読んだ

「一般的に、人間の感覚では”目が見えない”は
”耳や鼻が不自由になる”よりも大変に思うけど、
犬の感覚では目より鼻と耳の方が大変なこと」
と書かれていた

というのも、犬はもともと視力があまり良くなく
距離が遠いと見えていないこともザラだそう
代わりに鼻と耳が多くの情報を収集しているんだとか…

もちろん元々目が見えていた犬が
途中で盲目になった場合は
当人も家族もとても大変になるけれど

先天的な盲犬の場合は
確かに不便ではあるけれど
人間の感覚でサポートする必要は
そこまでないんだそう

…ネットで書かれてあっただけの文章だから
真偽の確証も根拠も何もないけれど
「初めて犬を飼う私でもこの子を
現実問題として幸せにできるのか?」
を知りたかった私には貴重な話に感じた

…結果、その盲目の子とはタイミングが合わず
先に別のご家族がその子をお迎えしたから
実際のところはどうなのか分からないのですが...

そんなこんなで私は
「犬はあまり視力に頼らない生き物」と
勝手に思っていたのですが
かちょは赤くかぶれた顔に引いたり
白くパックした顔に驚いたりして
しっかり目で見たものに左右されるんだと知った

顔の色が多少違っても
いつもの匂いや足音なんかで
個体を認識してるのかと思ってた

チラッと聞きかじっただけの
浅い知識じゃ分からないことだらけよね

かちょはいつも調べても出てこない
色んなことを教えてくれる
いつもありがとうイーヌ
あなたから多くを学んでいます